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友田葉子さん

自己紹介

友田葉子 ともだ・ようこ
 1963年広島県に生まれ、福島県で育つ。津田塾大学学芸学部英文学科卒業。中学・高校の専任教諭として10年間勤務。その後非常勤講師に転向して、小学生から大学生まで様々な年代の英語教育に携わるかたわら、翻訳を勉強する。DHCの「英日出版総合コース」を受講し、2001年にDHCより『指先にふれた罪』で翻訳家デビュー。ミステリ、純文学といったフィクションが好きで、特に女性作家の手による作品には興味がある。今後は、ぜひノンフィクションも手がけてみたい。

訳書一覧

指先にふれた罪
ゆびさきにふれたつみ
スザンヌ・バーン
DHC
2001/ 4 初版
ISBN4-88724-222-0
本体1800円
A Crime in the Neighborhood
Suzanne Berne
1997
※ 1972年ワシントンD.C.。何の変哲もない住宅地に突如流れた少年殺人事件のニュース。身近に起きた殺人事件が主人公の少女に与えた心の傷を、家族との葛藤や地域社会との関わりを絡めて描いた、1999年オレンジ賞受賞作品。

ご本人からのおすすめの1冊

表紙画像指先にふれた罪
ゆびさきにふれたつみ
スザンヌ・バーン
DHC
2001/ 4 初版
ISBN4-88724-222-0
本体1800円
A Crime in the Neighborhood
Suzanne Berne
1997

※ 1972年ワシントンD.C.。何の変哲もない住宅地に突如流れた少年殺人事件のニュース。身近に起きた殺人事件が主人公の少女に与えた心の傷を、家族との葛藤や地域社会との関わりを絡めて描いた、1999年オレンジ賞受賞作品。

★殺人事件を題材にしながら、信頼していた父に裏切られたマーシャの心の傷、地域社会の人間関係が生み出す悲劇、ウォーター事件をきっかけとするアメリカ国家の権威の失墜という3つのテーマを巧みに絡めながら、人間の本質を丁寧に描き出している。

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